論理と集合から始める数学の基礎(第1回)
今日から新しい本を読んでいく。
ぼんてん氏から紹介していただいた「論理と集合から始める数学の基礎」(著: 嘉田勝)
数学の基礎に関する入門書とのこと。
まだ読み始めたばかりだが、非常に丁寧に説明されているのが印象的。
とりわけ私のように数学に馴染みがなく独学で学んでいこうとする人間にとって、新しい概念を学ぶ際には困難が伴いがちである。
そうした時に、本書のように"言葉で"詳しく概念を説明されてあるととても助かる。
記念すべき一冊目でもあるから、丁寧に読んでいきたいと思う。
今日は第1章『集合(その1)』を読んだ。
疑問が残ったのは、p8〜9で説明されている対称差について。
最後の式変形がわからない。
ベン図を描いて成り立つことは確認できたが、これは厳密な証明ではない。
日を改めて考え直す必要がある。
(追記)
集合・位相入門(松坂)p303より
ド・モルガンの法則と分配則を用いる。
(追記終)
次回は第2章『命題計算』から。